2020年04月09日 16時11分

1. 緊急小口資金を借りて
2. 緊急小口資金で不足なら総合支援資金の申し込みも
3. 社会福祉協議会の少額融資のSNS情報
4. プロミスの応援融資
5. 少額融資は消費者金融で借りない方が良い？

 

緊急小口資金を借りて

新型コロナウイルス感染症の影響で、収入が少なくなった。生活ができないときに、とりあえずお金がほしい。誰もが思っていることです。

そこで、提案としては、消費者金融には行かないことです。消費者金融の借入している方にとっては、ここで借りたいと思っている方も今回は、別の貸付の利用をオススメします。
 

社会福祉協議会の緊急小口資金

緊急小口資金は、新型コロナの影響で、窓口を大きくしました。普段は、福祉の観点から誰でも借りれる貸付ではありません。しかし、国では今回の減収家庭に関しては、緊急小口資金を借りてくださいという方向です。

社会福祉協議会では、生活資金として原則無利子での提供を開始しました。3月に発表された施策です。原則、新型コロナの影響が大きいことで、資金がない方に、お住いの自治体での対応になります。最速1週間程度で、10～20万円の少額融資が可能です。
 

2年以内の返済

緊急小口資金は1年間は据置期間があります。その後2年間で貸付利子0%での返済です。

ここで問題として、1年後に返済ができるか不明ということです。確かに新型コロナウイルス感染症の感染拡大は今のところ終息の目処はありません。償還期間に関しては、要相談です。ここは、民間の金融業者ではありませんし、今回のことは有事です。

何もないことはなく、先のことは誰もわからないので、無利子の緊急小口資金の利用も返済目処も今は立たないとしても、ここで借りてください。
 

日常生活を取り戻す

国では、新型コロナウイルス感染症の感染拡大の影響でただならないものとして捉えています。中には、緊急小口資金の20万円でも不足してしまう場合もありますが、今はこの少額融資だけの提案です。

日々融資や給付金の情報が飛び交っています。そこで、今確かに融資の用意では、緊急小口資金だけということになります。
 

消費者金融ではNGの理由

それは、金利がないからです。

緊急小口資金では、無利子であり、1年間の据置期間が存在しています。その部分で、国の用意した融資の利用がベストです。

ただし、借入ができない条件もありますが、今のところ具体的なことは不明です。言い方としては乱暴ですが、とにかく申し込みをしてみてください。そこで借りれないとしたら、別の方法も考えなくてはならないでしょう。

融資ですが、このような特例があるものは、今だけです。減収したことの証明ができるのなら、広く貸付対応をしているのが緊急小口資金になります。社会福祉協議会は普段縁がない方が多いですが、今はここが頼りになるところです。
   

緊急小口資金で不足なら総合支援資金の申し込みも

緊急小口資金は、最大でも20万円の少額融資です。特例貸付として、新型コロナの影響で収入が減った方を対象としています。

ただし、収入がゼロになってしまったり、今後の生活が不安がある方は、社会福祉協議会では別の融資も用意があります。
 

総合支援資金

こちらは、原則的に失業者を対象にした融資です。もし、失業や失業に近い環境になったときに、緊急小口資金とは別に相談ができます。

こちらは15～20万円の融資額であり、償還期間は10年間です。というのも、最大3ヶ月までの融資になります。緊急小口資金とともに使用することができ、4ヶ月で最大80万円という融資になります。

この計算は、緊急小口資金と総合支援資金の同時利用はできません。緊急小口資金で不足している場合に改めて総合支援資金に申し込みをするという算段です。その点では、緊急小口資金だけではとても生活ができない方に対しての少額融資になります。

各区社会福祉協議会、各市町社会福祉協議会に直接相談をしてみてください。
 

生活福祉資金の存在

この緊急小口資金も総合支援資金にしても、不意に訪れたことの対処です。

資金がないというのは、生活と直結していることが多いことで、一時的な生活再建に必要な融資です。今回の新型コロナウイルス感染症の影響では、現金給付としては国では30万円という数字がおどっています。

中には、この30万円の現金給付を受けられる方もいますが、ハードルはとても高いです。詳細はまだですが、仮に社会福祉協議会の申し込みが先だとしても、両方も手にすることができます。給付金は返不要です。
 

非課税所得対応

現金給付30万円の概要としてわかっていることは、非課税家庭になっているとのことです。この時点で当てはまらない家庭も少なくなく、まるで夢のお話です。

諸外国では、一家庭に10万円程度ばらまく政策もありますが、国内でも期待が高まっています。できれば、国民にまんべんなく10万円の給付があれば、緊急小口資金も借りなくて良いのにというため息も聞こえます。

現在国内では、このような現金給付の話しはありません。
 

個人事業主の場合

生活に大打撃を受けている個人事業主の場合は、日本政策金融公庫の融資も検討してください。これから、最大100万円の給付金の話しも出ています。

個人事業主の場合は、それ以上も経費がかさむ時期もあります。一般家庭も個人事業主も今は借りれるものは借りる。しかし、無利子、国の政策のものです。そして支払いがしなくて済むものは甘えるということが必要です。

国としてもまだまだ政策を出してくることで、期待はできないかもしれませんが、社会福祉協議会だけは是非相談に行くことをオススメします。
     

社会福祉協議会の少額融資のSNS情報

インターネットの時代では、簡単にSNSで情報拡散ができます。新型コロナウイルス感染症の影響でも社会福祉協議会の緊急小口資金、総合支援資金などの情報が飛び交っています。
 

窓口は区市町村

最大で80万円の少額融資が4ヶ月もらえる。俗な言い方ですが、最初に緊急小口資金で20万円、その後総合支援資金で20万円を3ヶ月もらえるという生活福祉資金貸付制度です。

あくまでも融資であり、償還では総合支援資金では10年間です。もらえるよという情報拡散ですが、たしかに審査などはとても柔軟です。

必要書類としては、新型コロナウイルス感染症の影響で大きく収入が減少した書類が必要です。その上でまずは緊急小口資金の申し込みです。20万円というのは上限であり、ほぼ10万円程度です。無担保、無利子ですが、一応審査はあります。
 

通常審査

緊急小口資金に関しては、通常でも福祉の観点から生活が苦しい方への福祉貸付です。そのときに審査では、信用情報も確認しますが、収入減少の理由だったり、完済見込みまでもみられることになります。

新型コロナウイルス感染症の影響が一時的と見る今回の審査では、とりあえず借りれる見込みが高いだけであり、実際には借りれない人もいます。
 

普段でも審査落ちのケース

その多くがブラックリストです。ブラックリストでは、緊急小口資金がすべて返済に回ることを警戒します。本来、借金返済のための融資でないため、ブラックリストの申し込みでは、債務整理などを勧められることになります。

このときの審査では金融業者の内容とは違いはありますが、バリバリブラックリストの上で、緊急小口資金の10万なり20万円は簡単に借りれない場合が多いです。
 

今回の審査では？

柔軟な対応が求められていることは確かです。

ただし、ブラックリストの緊急小口資金の借入に関しては、いくつか体験を確認することができました。債務整理中で任意整理をしている方は、無事に10万円の借入ができたと言います。

そのほか債務整理中の方は、結果しだいという口コミがありました。そして、消費者金融などで延滞遅滞をしている方の場合は、新型コロナの影響だとしても緊急小口資金の審査落ちという口コミが拡散されています。

任意整理中でも借りれなかったという口コミも拡散していますが、ブラックリストには頭の痛いことのようです。個人信用情報の内容確認はしますが、担当者との話し次第ということのようです。
 

ここは社会福祉協議会という立場

普段なら、生活全般についてもゆっくりと相談ができます。ただし、新型コロナウイルス感染症の影響の大きさとブラックリストの状況、その方の生活内容までの相談が出ます。

審査次第ということですが、このあたりの可否については、それぞれですし、地域によっても事情が異なるようです。SNSの拡散の情報も良し悪しがありますので、精査してから考えてください。
   

プロミスの応援融資

少額融資のキャッシングと言えば、ふだんなら大手消費者金融カードローンのオススメです。簡単申し込みができますが、新型コロナの影響では簡単にどうぞと言えない事情があります。

それは、申し込みはラクな大手消費者金融カードローンですが、金利は高いです。社会福祉協議会では緊急小口資金は貸付利子ゼロです。それに比較してしまうと、大手消費者金融は18%程度の金利です。
 

プロミスに注目

現在、プロミスでは応援融資の商品を販売しています。この趣旨は新型コロナウイルス感染症の影響を受けた方の申込者では、生活支援を目的としています。

そこで、普段は18%のキャッシングになりますが、10万円までは4.5%のキャッシングになります。しかも1年間は無利子対応になります。返済では、3ヶ月に1度対応になっています。すぐに毎月返せではありません。

大手消費者金融としては画期的な少額融資になります。1年間は無利子で借りれる点においては、普段から使いやすいプロミスの低金利キャッシングができることになります。

所詮は大手消費者金融ですから、据置期間などはありませんが、長く完済していくにしても、1年間無利息というのと、4.5%の低金利商品は嬉しいです。今、社会福祉協議会の緊急小口資金などもありますが、プロミスのキャッシングも頑張っています。
 

申し込みは電話だけ

この応援融資は、必ず電話でしか申し込みができません。担当者の質問がありますが、そのときに新型コロナの影響で収入が大きく減ったことを聞かれることになります。

大手消費者金融のプロミスでは、もともとパートやアルバイトでも申し込みができます。そこで、新型コロナのせいで休業させられた。働く時間を大きく減らされた。そんなことが聞かれることになります。ここで正直に回答していきましょう。
 

緊急小口資金で断られたとしたら

このプロミスの応援融資ですが、緊急小口資金などで借入ができない方にオススメです。1年間は無利息ですが、その後は4.5%の金利になります。

ただし、緊急小口資金では無利子であり、据置期間が1年間あります。そして、致命的なことでは、プロミスの応援融資では、ブラックリストは審査落ちです。

プロミスの基本的審査では、ブラックリストは借入ができません。応援融資では、金融事故がある方は審査落ちになります。この部分では、緊急小口資金もプロミスの応援融資も少額融資もない場合があります。

ここは消費者金融の厳しさがありますが、プロミスの対応としてはとても嬉しい内容です。
     

少額融資は消費者金融で借りない方が良い？

新型コロナの影響でお金がない。少額融資を検討されている場合もありますが、これは融資です。

融資は返済をしなくてはならないものです。仕事が急激になくなってしまい、収入が少ない。そのときに借入したいのは当然ですが、返済ができないときには大変なことになります。
 

収入が減るのがわかっている

融資では、少額としても審査があります。審査に関しては、信用情報なども確認することで、原則金融事故がある方は借りれないことがあります。

消費者金融では、ブラックリストだけど新型コロナの影響でキャッシングしたい。多分審査落ちになることでしょう。ただし、借入ではなく、今回からの返済についての相談ができます。当然収入が少ないことでは、返済ができないかもしれない場合もあります。

一応、消費者金融では普通に相談ができることになります。多分ですが、返済で猶予になることが多いです。

この対応は、東日本震災のときも同様の対応がありました。消費者金融としては、既に借入がある方については、今回の新型コロナの対応としては柔軟になることでしょう。

場合によっては、審査のときに提出書類が必要かもしれません。提出書類があることで、収入が減少したことの証明がないと猶予もないかもしれません。
 

どんな人も区市町村の社会福祉協議会へ

少額融資で良いのなら、消費者金融ではなく、社会福祉協議会の緊急小口資金が良いでしょう。最大20万円までですが、無利子で借入ができます。このときに1万円だけとか、3万円という借り方もできます。

社会福祉協議会では、生活水準が著しく低下した場合に相談ができます。今回、新型コロナの影響で、申込対象を広くしました。そこで、消費者金融で借りたいという方は、社会福祉協議会での借入がオススメになります。

緊急小口資金では、無利子になります。据置期間がありますし、最悪返済に関しては、きちんと相談ができます。目的としては、一時的な収入の減少になります。その後、回復することを目的としている場合の借入になりますが、消費者金融にはない対応では、少額融資だとしても緊急小口資金が妥当です。
 

とにかく早く申し込みを

申し込みでは、1週間後に入金になります。超スピードでの審査になります。

審査があるので、申し込みしてみないと借りれるかが不明です。それでも新型コロナの影響ということでは、審査そのものも柔軟対応になっています。

借りれるのというか借りてというのが、今回の緊急小口資金になりますが、失業してしまったときには、総合支援資金も3ヶ月に渡って借入ができます。