2018年11月27日 11時30分

1. お金をなんとかして工面したい
2. 銀行カードローンと消費者金融カードローン
3. 少額融資だったら審査無し？
4. 中小消費者金融会社や街金のローン
5. 消費者金融会社の注意点

 

お金をなんとかして工面したい

お金をなんとかして工面したい場合は、短絡的に銀行や消費者金融会社からお金を借りるというのではなく自分の力でお金を調達する方法を考えましょう。今日中にお金が必要というケースは少ないものです。

たいていは数日くらいの時間はあるでしょう。平日は昼間の仕事があるという人がほとんどだと思うので、夜のバイトか土日のバイト、しかも日払いのほうがいいでしょう。短期間で働いたはいいのですが、給料の支払いが来月というのでしたら、すぐにお金が欲しいときに役に立たないからです。

日払いのバイトとなると、男性の場合でしたら、ガテン系のバイトしかありません。いまどき日雇いのバイトがあるのか、と思う人も多いですが、その日暮らしをしている人は意外と多く、そういった人たちの生活の糧としてガテン系の日払いのバイトがあるのです。そういった仕事は住所不定でも仕事がありますから、そういったところで仕事を探すようにしましょう。

日払いのバイトでしたら、求人情報誌の日払いの欄などで探せばいのですが、ガテン系の肉体労働が主になるので体力に自信のない人は、やめておいたほうがいいかもしれません。

また、日払いのバイトは、たいていは自分で作業着やヘルメットといったものは用意しておかなければいけません。災害ボランティアなどの服装がガテン系のバイトと似たような形です。いつボランティアに行ってもいいように、日払いのバイトもできるように、しっかりした装備を準備しておいても何かのときに、日払いの仕事ができるし、ボランティアにも行けます。そういったことも考えながら仕事をするようにすると楽しめるでしょう。

ガテン系の仕事でしたら、1回で1万円くらいにはなるでしょう。3万円必要なときでしたら、3回働けば目標額に到達します。ただし、若者でしたら勢いで3日働くことができると思うのですが、これを中高年世代がするのは無理があります。そういった場合は、家にある不要品の買取りをするようにしましょう。どのような家でも不要になったものはたくさんあるはずです。

中には思いもよらず高値で取引されているものもあります。ですから、不要品といっても数売れば1万円くらいになりますし、場合によっては中で高値で買取りしてもらえるものがあれば、2万円にも簡単に到達することでしょう。

3万円必要な場合でしたら、不要品だけで到達するのはむずかしいかもしれません。そこで、家にあるコミックや書籍などがたくさんあればこれも買取りしてもらうようにしましょう。コミックなどは全巻揃っているものでしたら、人気コミックほど買取り金額が高くなります。

書籍なども意外と高値になるものもありますし、この際たくさん買取りしてもらうようにすると、不要品の買取り額よりも簡単に買取り額を増やすことができると思います。そうなると、目標金額の3万円を軽く突破することもあるでしょう。

書籍やコミックなどはその価値のわかる古本屋で買取りしてもらうようにしたほうがいいです。書籍はかさばりますし、まとめて買取りしてもらおうと思うとかなり手間ですから、出張買取りしてくれる古本屋に依頼するのがもっとも手っ取り早いといえます。

3万円程度のお金が必要な場合は、友人知人を頼るのもいいでしょう。友人知人の場合でしたら、すぐにお金を貸してくれると思います。金額的にも3万円というのは財布の中に入っているお金ですから、すぐに財布から取り出して貸すことができるのです。

また、借りるときのマナーとして借用書を用意するといいでしょう。友人も水くさいと言ってしまいそうですが、通常でしたら、お金を貸す側が借用書を用意するのですが、友人の場合でしたら、借用者は必要ないと言うと思います。

それでも、お金のことでなにかこじれてしまうと、友人関係にもヒビが入りかねません。借りたものがしっかり返済すれば何も問題がないのですが、お金のこととなるとちょっとしたボタンのかけ違いでこじれてしまうこともよくあるのです。3万円程度で友人関係を壊してしまうこともないでしょう。ですから、戒めの意味や保険の意味も込めて借用書は作っておいたほうがいいのです。借りる側から借用書を作ることで、友人も水くさいといいながら安心するのは間違いありません。

基本的には返済は、つぎの給料日とすることが多いと思います。間違っても分割払いにしてはいけません。3万円借りたら3万円は一括で返済するようにするのです。これは少額融資ということもあるのですが、分割払いにすると、何かとケチが付きそうですし、借りる側もどうしても友人ということで甘えが出てきてしまいます。

返済するのはできるだけというよりも必ず1回払いにするほうがいいです。それも給料日の翌日など具体的な返済期日を借用書などに明記するようにしましょう。そうすることで友人との貸借りはパーフェクトといっていいでしょう。

一つだけあるとしたら、友人からお金を借りたお礼になにか食事をおごる場合です。これはおそらく消費者金融会社からお金を借りて同じくらいの期日に返済する場合でしたら、友人に食事をおごるほうが消費者金融会社のローンの返済利息よりも高くなるでしょう。つまり友人からお金を借りた場合のほうが金銭的負担は大きいのです。こういった点も踏まえたほうがいいですが、借りることができるのですたら、やはり友人から借りるほうがいいでしょう。
   

銀行カードローンと消費者金融カードローン

銀行や消費者金融会社からお金を借りるという方法があります。手持ち資金がなければやはり、金融機関や貸金業者からお金を借りるしかないでしょう。

銀行と消費者金融会社でしたら、まずは銀行からお金を借りることができないかを模索するべきです。銀行カードローンのほうが消費者金融会社のカードローンよりも金利が低く、返済利息が少なくなるのが魅力なのです。どこで借りてもお金の価値は変わりません。

しかし、銀行か消費者金融会社かで、返済利息が違ってくるとしたら、より少ない返済利息である、銀行カードローンからお金を借りるようにした方が得策なのです。

もっとも、銀行カードローンでしたら、誰でも気軽にお金を借りるとことができるわけではありません。銀行カードローンは金利が低い代わりに審査基準が消費者金融会社のカードローンよりも厳しいのです。ですから、誰でも銀行カードローンで気軽にお金を借りるというわけにはいきません。

銀行カードローンは属性の高い人でしたら、お金を借りることができますが、属性の低い人でしたらお金を借りることは難しいでしょう。属性というのは信用度や返済能力などを示す指標のようなものです。この属性はさまざまな項目で示されるのですが、中でも雇用形態が一番重要項目となります。

雇用形態は正規雇用と非正規雇用に分かれます。正規雇用はいわゆる正社員のことであり、非正規雇用はパートあるバイトや派遣社員、契約社員ということになります。収入が多い少ないというのも関係しているのですが、それよりも雇用が会社から保証されているかどうかがポイントとなります。正社員でしたら、雇用が会社から保証されていて、一方的に会社が正社員を解雇することはできません。

いっぽうの非正規雇用の人でしたら、雇用契約が有期となり、3ヵ月、6ヵ月あるいは1年ごとの雇用契約の更新が必要です。会社が雇用契約の更新をしなかったら非正規雇用の人は即解雇となってしまいます。雇用契約の範囲でしか雇用を保障していないからです。これを銀行から見ると安定した収入があるとみなされないということです。とくに長期の借り入れとなると非正規雇用の人は借り入れが難しくなるでしょう。
 

少額融資だったら審査無し？

少額融資の場合は審査なし？これは、定かではありません。というのも銀行カードローンなど銀行からの借り入れは最少融資額が10万円からとなっています。

ですから、銀行カードローンでお金を3万円借りたいと思っても、10万円のカードローンの融資の申し込みをして、審査に通ればそこから3万円を借りるようになります。つまりは、10万円借りる審査を受けるということになります。これが、少額融資だったら審査無しということにつながったのかもしれません。

銀行カードローンのデメリットになるのですが、銀行カードローンはいつのころからか、即日融資に対応していません。ひところはメガバンクを中心に即日融資あるいやスピード融資といったものを前面に出して広告を打っていたのですが、今ではそういった広告を見ることはできません。というのも、即日融資ができなくなったからです。

銀行カードローンに何があったのでしょうか。実は、銀行カードローンの融資の申込者に対して、警察庁のデータベースにアクセスして信用情報を照会しなくてはいけなくなったのです。その照会情報を得るのに当日は無理で、翌日以降になるというのです。

不正融資を防止するために措置なのですが、これで物理的に銀行カードローンの即日融資の芽がなくなってしまったということです。そのため、即日融資がどうしても必要でしたら、消費者金融会社のカードローンしかありません。

大手消費者金融会社でしたら、即日融資に対応していて、幅広い融資の申し込み方法があります。店頭やWebからの申し込みはもちろんなのですが、提携しているメガバンク行内に設置してある自動契約機を利用することができますし、大手消費者金融会社の最大の特徴ともいえる、全国各地に設置している無人契約機を利用することができるのです。

24時間365日稼働している無人契約機で、その日の22時までに手続きを済ませることができたら、ローンカードが発行されるので、それを持って最寄りのコンビニATMですぐにキャッシングすることができます。

消費者金融会社のカードローンの最少の融資額は1万円からとなっているので、仮に1万円を限度額とするローンカードも作ってくれるのです。そこで、審査があるかないかというと、大手消費者金融会社は銀行グループの傘下に入っているので、審査無しで貸し出しをするということはないでしょう。銀行グループとは縁のない唯一の大手消費者金融会社のアイフルもしっかりと少額でも審査をすると思います。
   

中小消費者金融会社や街金のローン

消費者金融会社の多くは、中小消費者金融会社と小規模な消費者金融会社である街金で占められています。認知度が桁違いに高いので、消費者金融会社イコール大手消費者金融会社と思われがちですが、大手消費者金融会社、消費者金融会社が2,000社近くある中で10社もないのです。

そして、大手消費者金融会社のカードローンの審査に落ちると、次に頼りにしなくてはいけないのが中小消費者金融会社であり街金なのです。大手消費者金融会社のカードローンの受け皿的な存在が、中小消費者金融会社や街金のローンと言えるでしょう。

そこで気になるのが少額融資の審査なのですが、中小消費者金融会社や街金は、たとえ少額であっても審査を行います。中小消費者金融会社の一部と街金は独自審査と呼ばれる、信用情報機関を通さない審査を行っています。

それでも審査をしないというわけではありません。電話による在籍確認と、収入証明書の提出ができれば審査OKとなるのです。具体的にはしっかりと働いていることがわかれば、審査OKということになるのです。働いている人にとってはかなり緩い審査といえますし、これが単純に審査無しと言われているのかもしれません。
   

消費者金融会社の注意点

消費者金融会社には総量規制という問題があります。これは年収の3分の1までしか借り入れができないというものです。総量規制は消費者金融会社のローンにのみかかり銀行カードローンは規制対象外です。

そのため複数の借り入れをしている人でしたら、比較的簡単に総量規制にかかってしまって、そこから新たな借金の申し込みができなくなるのです。

それでも10万円程度でしたら、街金などからお金を借りる方法があります。審査は独自審査で行われるのですが、総量規制にかかって新たな借り入れができないといったときでも、街金だったら、借り入れに対する返済は総量規制にかかっているほどですから、毎月数万円、あるいは5万円以上の返済をしていることでしょう。

そうなると毎月借り入れ可能額は空くわけですから、その隙間を埋めるように10万円の少額融資を申し込むのです。多くの借り入れをしようとして審査に落ちた場合は、10万円あるいはもっと少ない額で融資の申し込みをするといいでしょう。